「資源には限りがある」
そんな言葉を、当たり前のように聞いてきました。
でもふと立ち止まって考えてみたら、
本当にそうなの?って、疑問が湧いてきませんか?
たしかに、目に見えるものの多くは「有限」に見えるかもしれません。
でも、地球の自然や宇宙のサイクルに目を向けてみると、
本来、自然は“無限”に近い循環を生み出し続けている存在だと気づかされます。
太陽は毎日昇り、風は流れ、水はめぐり、木々は育ち、葉を落とし、また芽吹いていく。
この“自然のめぐり”の中に生きる私たち人間もまた、本来はその循環の一部なのではないでしょうか。
「限りがあるから奪い合う」
「なくなる前に独占する」
そんな思考が生まれるのは、“足りない”という前提に縛られているから。
でももし、私たちが「自然はめぐるもの」「資源は与えられ続けているもの」と捉え直せたとしたら、
暮らし方も、ものの見方も、ずいぶん優しく、自由なものに変わっていく気がしています。
たとえば、雨水をためて植物に与える。
太陽光で電気を作る。
使い捨てをやめて、繰り返し使えるものを選ぶ。
“誰かの不要”が“誰かの必要”になるように、モノを循環させていく。
そうしたひとつひとつの行動は、「足りない世界」から「めぐる世界」へと
意識をゆるやかにシフトさせてくれるきっかけになります。
本当に「限りある資源」なのか。
それとも「限りある」と信じさせられてきただけなのか。
正解を決める必要はないかもしれません。
ただ、自分の感覚を信じて、やさしく問い直してみる。
その一歩が、“本来の豊かさ”へと続く道になると私は信じています🌱
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